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ツイブロ

求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

「アルバイトにはお金以上の価値がある」の意味を理解できない、残念な人たち。

働き方・ビジネス

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「アルバイトにはお金以上の価値がある」広告コピーが物議 「それは世の中に余裕があった頃の話」というツッコミも

 

金城学院大学の学生さんと「an」がコラボしたPR企画に、拒否反応を示す人がいるという。

キャンペーンを象徴する「アルバイトにはお金以上の価値がある」というキャッチコピーが気に喰わないらしい。

 

こんな反応が取り上げられていた。

「え!?バイトって金を稼ぐためにやるものじゃないの?」
「こう言えば安くても働く」
「こういうのをやりがい搾取と言います!(中略)少なくとも大学生は生活のためにバイトしていますよ!私もそうでしたね!教科書買うために」

 

アホか。

 

お金を稼ぐためにバイトをするのは当たり前だよ。

それを前提にした上で、この企画が成り立っていることが本気で分からないとしたら、その人はちょっと鈍い。

 

この企画は、怒っている人たちの思ってるのとはむしろ逆。

そもそも「バイトはお金のためにするものだ」という前提があるから、企画として成立しているんだよ。

 

「お金のためのバイト」という前提を踏まえた上で、もしもお金以上の価値をバイトに見いだせたら、もっとみんなハッピーに働けるよね、という視点に立って制作されている。

 

だから、

「昔はあったよ世の中に余裕があった頃」

 

という反応はまさにその通りで、いまは昔と違ってそうじゃない側面があるからこそ、「アルバイトにはお金以上の価値がある」と、あえて動画を通じて発信する意味が生まれる。

 

いくつかパターンがあったのだけど、ぼくはこの3作品が好きだ。

バイトの先輩、バイトの後輩、就活中の学生(お客)という、3者の視点をうまく使って、アルバイトで体験でき得る素敵なワンシーンを表現している。

なかなかのアイデア作だと感じた。

 

否定的なコメントがついて、制作した人はモヤモヤした気分でいるかもしれないけど、学生がこういう主張をしてくれたことに対して、僕は求人に関わる人間として嬉しかった。

 

バイトなんて、しょせん金が目当てだろ。

という主張。

その考えはそれなりに正しい。

 

でも、アルバイトってそれだけじゃないってことに、気づく人が現実にいる。

それは一生懸命に働いている人だ。

 

時間がすぎればお金がもらえるもの=バイト、

という寝ぼけた考え方しかできない人間には、残念ながら一生分からないだろう。

 

社会に必要とされるのは、どんな仕事であっても、その中に自分なりのやりがいや面白みを見つけて頑張れる人。

万が一、「バイトにお金以外の価値なんてない」という考えの学生がいたとしたら就活で苦労すること必至だ。

 

ここまで言われてもまだ、

 

「いやいや、アンタは学生のバイトの現実を知らないんだよ」

 

とか思う人はさ、

いま勤めてるバイト先が良くないんだ、きっと。

 

世の中には、あなたが面白いと感じるアルバイトが必ずあるはずだ。

 

それこそバイト情報がたくさん掲載されている「an」で、アルバイトを探してみればいい。選択肢は山ほどある。

 

動画に出てくるような素敵な先輩は、現実にいる。

やりがいを感じる瞬間もある。

あなたがまだ出会ってないだけで。

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