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ツイブロ

求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

小学校のネット授業の件は、記者の釣り。

日常 日常-ネタ

小学校のネット授業 最初匿名でチャット→過熱して悪口が増えたところで実名を表示 児童「…」
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1773671.html

を読んだ。
元は日経新聞なのかな。

まず、非常にインタラクティブなツールだと思った。
ネット広告的な観点から見ると、かなり面白い体験をさせている。
これが何かを啓発するバナー広告的なものであれば良かったな、とは思う。
学校でやるにはいささか不適切だとは思うけど。

で、他にも関連記事を色々読んだけど、
僕がひっかかったのは、いじめの火種になるといった話ではなく、
元記事の冒頭部分にあった、

匿名なので書き込みは徐々にエスカレート。
5分ほどで相手を誹謗(ひぼう)中傷する言葉が増え始めた。

 の一文。
実際にどんな誹謗中傷があったのか分からないから、
悪意のあるなしは分からないけれど、匿名だとすぐに悪口を書くという事実に戦慄した。

ただ一方で、本当か?という疑いの気持ちも持った。
書き込み内容については触れられていないので、どういう流れで話がヒートアップしたのかも分からないのだが、仮にも授業中なわけだし、先生の目というのは確実に効いていただろうと思う。というより、授業でやってるんだから、見かけ上匿名なだけであって、先生には全部見えてることくらい、みんな分かってただろう。私学の小学校ってことは、そこそこ頭の良い子供達の集団だと思うし。

結論を言うと、誹謗中傷と言うほど大げさな内容じゃなかったのだと思う。デブとかチビとか、その程度の「わるぐち」だったのではないか。もしくは、一部の生徒だけがそういった書き込みをしていたか。チャット形式になっていたなら、炎上を止めようとした学級委員的な子だっていたかもしれないし、ハンドルネームにあだ名とか、下手すりゃ実名を使っていた子だっていたかもしれない。

あくまでこの記事の目的は、教授がこさえた画期的なツールの存在を世に知らしめることであり、とある私学がこんなに先鋭的な教育に取り組みましたと宣伝するためであり、SNSや教育まわりのスポンサー企業様の頑張りを世に伝えるためである、ということを忘れてはいけない。

最近起きた、2ちゃんねるの流出事件を想起させる展開を演出することで、
僕たちのようなネタに飢えているブログ書きが一斉に飛びついた。

❝ネットリテラシーに関する授業を行う小学校❞という実に退屈極まりない記事を、
ここまで拡散させた記者の手腕には脱帽するほかない。