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求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

東大生がリクナビとマイナビを使わなければ、新卒採用は徐々に下火になる。

考え方 考え方-人材

http://count3to1interrupt.hatenablog.com/entry/2013/12/02/070906
なぜ企業は新卒採用をやめられないのか

 

企業が新卒採用を辞められない理由について
いくつか理由が書かれており、
頷きながら僕も自分なりに一つ考えてみた。

で、答えは簡単。
ここを逃すと、優秀な学生の採用が一気に難しくなるから、だろう。

いまの日本の人材の動きで言えば、
たとえば、ある年度の東京大学の卒業生たちの多くは、
新卒採用の流れに乗って、所属する組織を決めている。
(起業や公務員、研究者になる人は除く)


基本的に、東大生のようなハイスペックな学生たちが
市場において「売れ残る」ことはまずない。
とすれば、新卒採用よりも早く青田買いするか、
中途採用市場で、高額な条件を提示してヘッドハンティングするしか
高学歴の大卒者を採用するルートはないということになる。

前者は経団連の取り決めた倫理憲章に反するし、
後者は個社への帰属意識が低い(と思われる)転職者を
幹部候補として迎えることに抵抗を感じる経営者も多い。
目先の問題としても、ヘッドハンティングには割高な賃金の提示も必要になる。

つまり、(優秀な学生に興味をもってもらえるような)知名度の高い企業ほど、
年一回の、このボーナスステージに参加しない手はない、ということになるわけだ。

毎度書いてしまうことだけど、
この問題も、みんなが一斉に「ハイ辞めた」と、新卒採用を辞めるなら問題ない。
でも現実は、ライバル企業との人材の取りあいだ。

弊社が取り損ねた人材がライバル企業に入社して、
将来的にこちらを脅かす存在になるかもしれない。
という考えを捨てきれない限りは、この風習はなくならないと思う。

知名度だけで人が集まってきそうな企業、
たとえばドワンゴなんかでもナビサイトをしっかり利用して
採用活動を行っている。

常に門戸を開いており、優秀な人材が出入りしている企業であっても、

新卒一括採用の波に乗ることには利があるということなのだろう。

ひょっとすると、
案外、遅れているのは通年採用の海外方式なのかも。
数年後には「新卒一括採用(Shinsotsu ikkatsu saiyo)」
という言葉が、海外でも定着しているかもしれない。

いや、さすがにそれは言いすぎか。