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ツイブロ

求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

リアルを知らない政治家と、リアルを描けないメディア。

考え方 考え方-生活

http://b.hatena.ne.jp/entry/diamond.jp/articles/-/45951
「リアル」を知らない政治家に動かされてよいのか?
食費1ヵ月3600円の当事者が語る「生活保護リアル」

 
なんで食費に4000円しか使えないんだろう。
求職活動してるのかしら等々、疑問の尽きない記事だった。
でも、僕はこの人を批判したいとは思わない。
それより、ここにはもっと重要なことが書かれている。

「映画は、月に1本は必ず観ることにしています。それから9月、大好きなミュージシャンの20年ぶりのライブのために、5000円のチケットを買いました。ライブは、少し離れた大都市で行われるので、交通費もかかりました。9月は、やりくりがかなり大変でしたね(笑)」


憲法にある「健康で文化的な最低限度の生活」の中でも、
特に「文化的」の部分に、この記事は言及していた。

僕は、映画もライブも現代社会においては、
わりと上位に位置するリッチな体験であると思っている。

CD⇔ライブ
DVD⇔映画館

こんな感じで、
それぞれ代用品があるわけだ。

だから、仮にライブや映画が贅沢品でなく、
文化的な生活を営む上での最低限に含まれるとするならば、
たとえば、仕事に追われて、ライブにいくことができない音楽好きな人は、
生活保護以下の非文化的な生活をしていることにならないだろうか。

もちろん、ヘリクツだってことは分かってる。
この受給者の人も悪くない。

ただ、この記事のライターさんには、ちょっと反省して欲しいと思う。
こんないい加減な情報の開示の仕方では、
この受給者の人が、とても図々しい人に見えてしまう。

この記事を成立させるためには、
映画と音楽が、この人の生きる希望・活力になっているということを、
それこそ「リアル」に活写する必要があったのだから。