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ツイブロ

求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

グリーン車になんて乗りたくねーよ。大きなお世話だ。

考え方 考え方-生活

http://jazzy-t.hatenablog.com/entry/2014/01/05/090736
新幹線ツイート炎上問題に見る「抜け駆けするな!」という圧力

http://fujipon.hatenablog.com/entry/2014/01/04/140128
バカにされているのは、「グリーン車」のtweetではなくて、
僕やあなたの「良心」なのです。

 
公共の場での助け合いというのか、
機転を利かせて、何かをサービスする風潮が震災以降、
増えている気がしている。

発言主は、自らもグリーン車のチケットを譲ったことは立派だけれど、
こういうことって、ツイートするようなことじゃないと思うんだ。
いや、ツイートしちゃダメってことはないんだけど、なんだろうな。

こういう善意を標準化しようという流れに、
個人的にキモチ悪さを感じている。

上記のリンク先で"「抜け駆けするな!」という圧力"とあるけど、
僕が感じるのは、私心を捨てて社会に貢献せよ、という圧力だ。

たとえば、
災害があったとき、店の商品を無償で提供するコンビニが出たことで、
提供しないコンビニは「ケチ」のレッテルを張られることになってしまうように。
善意を示さないことが、悪であるかのような風潮が顕著になっていると感じる。

あと、この件で面白いのは、
自由席側の人から「グリーン車に座らせて」という要求がないこと。
実際はあるのかもしれないけど、SNSでの発言の多くは、
客観的というか、自分が自由席側の人間というスタンスで
メッセージを発する人が極端に少ない印象を受ける。
その点もキモチ悪い。

弱者を甘やかすことで、社会に貢献した気になっている人が増えた。
自分がちょっと上の人間だと思いたい人が増えた。

新幹線が止まったことと、震災の被害とは違う。
新幹線の件は、単に発車まで待てばいいだけの話。
そこに誰かの助けなんか、本来必要ない。

自由席を利用する人たちは、
自分の身の程をわきまえている。
この時期、混雑することも知っている。
立たなければいけないことも予期できている。

そりゃタダで乗せてもらえるなら乗りますよ。
その方が楽だから。

でも、僕はそんな風に「しんどいのが少し楽になる」程度のことで、
安易に施しを受けられる社会が、HAPPYな社会だとはどうしても思えない。


今回の件で理想的な流れがあったとすれば、
個人的に席を譲る個人を見た乗務員が「なるほど」と気づいて、
席への誘導を開始することだろう。
善意というのは自発的なものであって、
要求するものでも強制するものでもないと思うのだ。

これはまた別の話だけど、最近、ツイート主のように、
過剰にリーダーシップを発揮する人が増えたような気もしている。