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ツイブロ

求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

赤ちゃんに優しい国になれば、赤ちゃんは増えるのだろうか?

考え方 考え方-生活

ブックマークでアンニュイなコメントだけ残していたのだけど、
時間が経つにつれて、この記事への違和感が立ち上がってきた。

子どもが泣いてウルサイのは(ここではあえてウルサイことにする)、せいぜい保育園くらいまでで、幼稚園に入るころには、つたないながらもコミュニケーションをし始めるものだと思う。子どもは、親や周りの大人がどう思おうが、驚くほどのスピードで成長していく。両親にとっては厳しい3年、4年間かもしれないが、そこを乗り越えれば、「泣き声がウルサイ問題」については、自動的に解消される。

子どもを作らない理由は泣き声ではない。
仕事をしながら育児をするのが大変ということもあるが、
おそらく、それも本質ではないと思う。

僕が感じている子育てに対する不安は、赤ちゃん以降の子育ての難しさである。こうすれば正解というモデルケースがないことが怖い。恋愛でも就職でも部下の育成でも、まぁ失敗したっていいじゃん、と思えることは多いのだけど、子育てに関しては失敗するのが怖い。とても怖い。

自分の子どもが不良になったらどうしよう。
勉強をしない子どもになったらどうしよう。
学校でいじめられたらどうしよう。
いじめる側にまわっていたらどうしよう。
運動音痴だったらどうしよう。
受験に失敗したらどうしよう。
就職できなかったらどうしよう。
ニートになったらどうしよう。

子育ては育成ゲームではない。
攻略本もないし、リセットボタンもない。
子ども自身の心配はもちろんだが、子どもが品行方正に育って、それなりの企業に就職できなかった時点で、自分の老後が詰むという日本の現状に閉塞感を感じている。いま就職して普通に働いている僕は、実はとてつもない親孝行をしているのでは?と錯覚するほどに、いまの日本で普通に働く大人になれる確率は低い。少なくとも、僕はそう感じてしまっている。これは人材に関わる仕事をしている、いち職業人としての実感でもある。

赤ちゃんは泣いてもいい。

そんなことより大切なのは、
大人が泣かなくていい世の中をつくることだ。

大人が泣かなくていい世の中になれば、
きっと赤ちゃんは増えると思うから。