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ツイブロ

求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

そもそも君たちは、日刊スポーツなんて読まないはずだろ。

考え方 考え方-人材

春日部共栄 おにぎり作り“女神”マネ - 高校野球ニュース : nikkansports.com

議論を巻き起こしてます。

チーム内で“まみタス”と呼ばれ親しまれる三宅麻未マネジャーは、記録員としてベンチに入った。おにぎり作り集中のため、最難関校受験の選抜クラスから普通クラスに転籍したほどで、「頑張っておにぎりを作ってきたことが報われて、本当にうれしい」と勝利にニッコリ。

 
男のために女が犠牲になるような構図が見て取れるからか、否定的にとらえる人がとても多い。

このリンク先の記事が、果たして原文を全て掲載しているものか分からないので何とも言えないのですが、仮にこれが全文だったとするならば、記者は大事な一言を記事に入れ忘れていると思います。

インタビューで、進学クラスを辞めて、女子マネージャーの部活に力を入れたと聞けば、当然「なぜ?なぜ、そこまでしたの?」と質問したはずです。

でも、記事にはその答えがない。あくまで野球が主の記事なので、スポーツ紙としては、彼女のパーソナルな面にそこまで踏み込むのも脱線している感はあるのですが、その説明がなければ、ネット界隈ではいかにも炎上しそうな案件だなと思うわけです。ブログを書くくらいネットに浸かっている自分としては。

でも、ちょっと待てよと。
そもそもこの記事って日刊スポーツじゃないか、と。

日刊スポーツって、本来、スポーツに興味がある人しか読まないものなわけですよ。経済に興味のない人が日経新聞なんて読まないのと同じ理屈ですね。だから、この記事はスポーツが大好きな人向けの価値観やコンテクストに基づいて書かれているはずです。

であれば、女子マネとして青春を謳歌する女の子が特集されたところで、なんの問題もない。というか、むしろ立派に見えると思います。
チャラチャラした女子高生が巷にあふれ返ってる中で、彼女の生き方はとっても真っ当で素敵な姿に見えます。こんな娘が嫁に来てくれたら良いのに…、なーんて思ったお父さんお母さんも多いんじゃないでしょうか。

ただ、スポーツとは縁遠い外野の人間からすれば、難関大学への挑戦という道を蹴るなんて、非常にもったいなく見えるのかもしれません。僕も最初は、脊髄反射的にそう思いました。

でも、そうじゃない。
「女子マネ<難関大学」って誰が決めた価値観なんでしょう。

彼女は貴重な十代の時間を、自分の意志で選んだだけです。
悪いことは何一つしていない。
むしろ、一生懸命になれるものを見つけた幸せな人に見えます。

それでもヤジを飛ばしたいなら、
球場に足を運んで、彼女や選手たちの頑張りを
この目で見てからでも、遅くはないんじゃないでしょうか。