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ツイブロ

求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

プログラマの求人で地雷を見抜く方法。

考え方 考え方-人材

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プログラマの求人で地雷を見抜く方法を教えて下さい … - 人力検索はてな

こんな質問がネットに出ておりドキリとしました。

質問者の方が思う「地雷」が具体的に何を指しているのか不明瞭なのですが、たぶん労働時間やら休日休暇、給与、仕事内容、がマトモかどうかを気にされているのではないかと推察して考えてみます。

これはぶっちゃけ書き手の言い訳になってしまうのですが、
求人広告の文面においては、

■労働時間⇒クライアントの証言が全て

■休日休暇⇒クライアントの証言が全て

■給与関係⇒クライアントの証言が全て

■仕事内容⇒クライアントの証言が全て

ということです(汗)

長時間労働や休みの少なさが、求職者を遠ざけることは自明ですし、違法性のある場合はこちらも掲載をお断りせざるを得ませんので、お客様は「実態」をあまり語りません。

ただ、ここからがポイントなのですが、逆を言えばハッキリ明記しているところは、その点について自信をもっていると言って良いと思います。

たとえば「※残業はほとんどありません」と、わざわざ書いているのに、実際はムチャクチャ残業する、といった会社は少数派です(ごく一部の極悪企業は除きます)。

休日についても同様です。
「年間休日120日」など、数字を表明している企業は比較的、確度の高い情報を掲載していると考えてください。

年収例はずば抜けて良い例を出していることが多いですが、見分けるポイントは大まかに2つあります。1つは、賞与をいくら計算でその年収を出しているかという点を見てください。常識的に考えて多すぎる計算になっていそうなら、やや警戒が必要です。2つ目は、手当の詳細が不明瞭なときです。とても難しい資格の資格手当が含まれる前提の月給で算出されていたりしたら、あなたがもらえる額は、それ以下ということになってしまいます。

さて、ここまで書いてきましたが、仕事内容については、すこし事情が違います。具体的に書こうにも、明記できないケースが非常に多いです。というより、大半が仕事内容について書くことができません。

なぜかというと、プログラマを派遣をしていたり、アプリの開発を受託しているようなケースでは、求人企業の一存でプロジェクト内容について口外できないからです。書けたとしても、大手企業の業務アプリ開発、くらいの、もやーっとした情報開示になってしまいます。

あと、中小企業の場合、採用した人のスキルセットに合わせて仕事をとってくるような、自転車操業的な経営の仕組みになっているところも多く、プロジェクト先によって(在籍する各プログラマによって)、仕事内容がてんでバラバラであることもあります。求人広告には文字数の限度があるので、すべてを網羅することはできません。結果として、言語や過去に携わったプロジェクト例を列挙するような情報提供に留まってしまうのです。

あ、でも、一つだけ言えるとすれば、その仕事が上流か下流かは判断できます。上流下流に言及していない求人は、ほぼ二次請、三次請以下の下流工程の仕事だと思ってください。

求人広告というのは、基本的に、自慢できる点は目いっぱい書けるだけ書いているものです。書いていないということは、水準以下であるという解釈で、ほぼ間違いありません。


結論(地雷を踏まないためには)

まずは分野を見てください。これは現職の方の方がよほど詳しいと思いますが、PGと言っても色んな業界があります。ゲームなのかアプリなのか、業務用のソフトウェアなのか、機械等の組み込み系・制御系なのか…etc。

まず、そこを見て自分の進みたい方向と相違ないかという、大まかなジャッジをしてみてください。仕事内容とも関連しますが、客先常駐なのか受託開発なのか、自社開発なのかもお好みで選んでください。

応募や面接の時間を無駄にしないためにも、まずは自分の経験・スキル・希望の働き方と親和性の高い企業をしっかり選別することが大事です。

待遇については上記のような観点で注意深く読み取ってください。自信がある企業ほど、具体的に丁寧に条件が書かれています。

ただ、いまさらこんなことを言ってはなんですが、良い待遇を得たいなら素直に大手に行ってください。それ以上の近道はないと思います。転職サイトであれば、お金をかけて大きな広告枠で募集をかけている大企業から、まずは受けてみてください。

リクナビネクストやマイナビ転職みたいな一般求人(営業とか)がたくさん載っているサイトだと、少数精鋭のすごい会社は募集をかけていないと思います(ゼロとは言いませんが…)。全体的に未経験者歓迎の求人が多く、3年程度の経験があれば引く手あまた、程度の求人であふれ返っているイメージがあります。

ですので、
自分の腕に自信があるなら素直に大手を受けるか、

IT/Web業界の求人・採用情報に強い転職サイトGreen(グリーン)


ここみたいな専門サイトで掘り出し物の求人を探す。
もしくはエージェントで転職先を世話してもらう。
この辺りが、誰にでもできる自助努力になるのかなぁと思います。

僕自身は勇気がなくて出来る自信はありませんが、いまどきであれば、SNSやメールで企業に直接コンタクトを取るのもありだと思います。もしくは、自分のスキルを面接官にしっかりプレゼンした上で、待遇の交渉をしてみるのも手です。あなたの技術を課金化可能な力のある企業なら、受け入れてくれる可能性はあると思います(社長が業界にコネを持っており、良い技術者さえいればいくらでも良い案件を取ってこれる。そんな企業もあります)。

結論の結論みたいになってしまいますが、最後に僕の超個人的な意見を書くと、不安なことは面接で全部聞く。これが一番だと思っています。受かることが目標なのではなく、納得いく転職をすることが目標なのであれば、そこで質問にきちんと答えられない企業は、どの道アウトです。落とされたって善しとしましょう(とはいえ、質問の仕方は、高圧的にならないように気を付けてくださいね)。


以上、プログラマの求人で地雷を見抜く方法でした。

他の職種にも共通することが多そうなので、
転職を考える方の何かの足しになれば幸いです。

では、よい転職を!

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