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ツイブロ

求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

仕組みさえ分かれば、誰にでも再現可能なアイデアに価値はあるのか。

考え方 考え方-仕事

ランサーズで提案し、キャンセルになったデザインが使われている - 沖縄ホームページ制作工房「株式会社wEVA」社長日誌

ランサーズにおけるキャンセル時の提案の不正利用に関しまして | Lancersマガジン


この流れですわ。

プロフェッショナルと、プロフェッショナルに仕事をお願いしたい人をつなげるサイト「ランサーズ」で起きた問題。

コンペでホームページデザインのアイデアだけパクられて、実際のサイト制作は他所(もしくは自前?)でやられてしまった人が怒っているという話。

僕も一応ライターなので、これをやられるとマジきついっす(汗)ってな話なのですが、ときどき思うのは、タネが分かったときに楽々とパクられてしまう程度の技術を技術と言えるのかという話です。

こういう話をすると、STAP細胞はあります!的な、ノーベル賞やら特許やらが絡みそうな事案はどうなんだというツッコミが入りそうなんですが、あれはもっと大枠の話だと思ってます。

つまり今回の話でいくと、件のWEBデザインは、正直、非凡なデザインとは言えませんよね。プロらしいスッキリとした綺麗なデザインだとは思いますが、超極論を言えば、一番最初にこの形(上に写真を使ったPR部分があって、下に2カラムの要素がある)を作り上げたデザイナーのアイデアをパクッてるデザインでもあるわけです。

何が言いたいのか早くもよく分からなくなりつつありますが、デザイナーの価値って表面上の「見た目」だけではなく、サイト構築後に、WEBの集客を分析してサイトを今後どう運用していくかであったり、顧客にその後どうアプローチするかであったり、といったコンサルティングの領域まで入らんことには、いまやオリジナルの価値らしきものを提供するのは非常に難しいのではないか、ということなんです。

これはライターもしかりで、その人の持つ人脈やパーソナリティ、メディア価値が複雑に絡み合って初めて実現できる何かもセットで提供しないことには、企業はお金を払ってくれないんじゃないでしょうか(たとえば有名ブロガーであれば、ブログアカウント自体が一個のオリジナルメディアとして機能します。文章はパクれても、影響力のあるアカウントは一朝一夕で用意できませんよね)。

もちろん、憤慨されてる元記事の方の主張はもっともだと思います。
否定するつもりは、まったくありません。

でも、それとは全然別の次元で、コピー&ペーストがし易くなった世の中に対して、どうにもならない敗北感といいますか、無力感を感じてしまったのも事実です。