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ツイブロ

求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

みんなの意識が変われば、派遣スタッフの時給はもう少し高くなる。

考え方 考え方-人材

5月のブログの検索ワードを眺めていると、

「派遣会社 虚偽広告」というキーワードが目につきました。

 

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この「虚偽」というのが、何を指しているのか分かりませんが、

何となく思い当るフシはあります。

 

ちょっと書いてみます。

 

1.求人内容を都合よくまとめて記載している

派遣会社は一つの広告で複数案件を募集することが多いので、広告スペースの都合上、一つ一つの仕事に対して、詳細な条件を記載できません。

そこで勤務時間や給与などを、ざっくり幅を持たせて表記(複数の条件をひとまとめにして書く)、あるいは一番条件の良いものだけを記載したりするようなこともあるようです。

 

 

2.人気の案件をエサに登録者をおびきよせる

人気の案件を前面に押し出した広告をうつことで、応募者を確保。しかし、実際はそんな案件は一瞬で埋まってしまいますから、別のお仕事をお勧めされてしまうわけです。

応募した人が裏切られたと感じるケースで多いのは、このパターンじゃないでしょうか。まあこれには応募者の方のスペックの問題もありそうですが…。

 

 

3.同じ職場・同じ仕事でも時給が違う

派遣スタッフの募集広告は、勤務地欄を見るとハッキリした住所が示されていないケースが大半です。○○駅から徒歩○分とか、ぼんやりとした書き方になっていると思います。

 

こんな書かれ方をしているので分かりにくいですが、実は一つの職場に対して、いろんな派遣会社が募集をかけています。いくつかの広告を見比べると、同じような勤務地で同じような仕事内容が書かれていることに気がつくはずです。

 

どういうことかというと、一つの職場に数社の派遣会社のスタッフが入っているんですね。派遣会社に依頼する側は、たくさん人を集めたいので複数の派遣会社に依頼をかけます。すると派遣各社が、その求人広告を似たような内容で、似たような時期に横並びで出稿するわけです。 元は同じ募集ですから、仕事内容も職場もまったく同じです。どの求人に応募しても大差ないように思うのですが、、、 実は、ひとつ決定的に違うことがあります。

 

待遇です。不動産屋さんで同じ物件を借りる場合でも、敷金など不動産屋さんによって微妙に費用がかわってきますよね。あれと同じようなことです。

 

まとめ

僕が日々気になっているのは、最後に書いた「派遣会社ごとの時給差」です。 応募者全員が、よくよく注意深く求人を比較して仕事を決めていれば、時給を安く提示している派遣会社は応募が一切集まらず淘汰されていくはずなのですが、現実はそうはなりません。

 

時給が100円近く低く設定されていても、平然とその低い時給で働かんとする求職者が現れるんですね。これが。 その理由の一つが「1.」で紹介した、求人条件の書き換え、です。まったく同じ案件にも関わらず、派遣各社がそれぞれ書き方を「工夫」することで、あたかも違う仕事であるかのように見せてしまっている現実があります。

 

ですので、目当ての仕事があった場合は、勤務地や職種でソートをかけて、よくよく待遇を見比べてから、一番条件の良い派遣会社経由で応募したほうがお得になりますし、みんながそうした賢い選択をすることで、派遣の待遇は少なからず改善される部分もあるんじゃないでしょうか。 

 

一方で、条件をより良く見せるための、虚偽表現が増える可能性も否定できませんが……。