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ツイブロ

求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

ホワイト企業とは、すべてが70点くらいの会社のことである。

考え方 考え方-人材

政府によるホワイト企業認定制度がスタートしたが、

思った以上に申請が少ないというニュース。

 

 

厚労省が6月に新設したのは「安全衛生優良企業公表制度」。規定のチェック項目を8割クリアして書類を申請後、厚労省の審査を経て“ホワイト企業”と認定される。加えて、その証である「優良企業認定マーク」を3年間自由に使用できるという。いかにも、大企業が飛びつきそうだが、

「この2カ月間で、“優良”と認定されたのは岐阜県の部品メーカー『パジェロ製造』と、鳥取県の建設業『やまこう建設』の2社だけです」

 

そりゃそうだろ、と。

 

求人のライターをしているとブラック企業の広告は腐るほど目にするが、いわゆるホワイトな求人を発見できる確率は本当に少ない。

 

しかもそのホワイトな求人とやらも、あくまで見聞きした情報の範囲でしかなく、実際に入社したあとに誠実な運用がなされているかまでは怪しい。

 

それになにより、一定以上の好条件を備えた求人自体が全然ないのである。

 

一定以上の好条件とは、つまりこういうこと。

 

1.残業が少ない

2.給与が平均以上

3.休日が多い

4.まともなビジネスである

5.仕事がキツすぎない

6.成長が可能

7.通勤が便利

 

他にも「変な上司がいない」とか思いつくことはあるけど、条件面で言えばこんな感じではないだろうか。

 

ちなみに、求人の仕事を何年も続けているけれど、いまだにこの7つをすべて兼ね備えた募集は見たことがない。5個、6個当てはまる求人は稀に見かけるけど、残業・休日がアボーンな仕事か、仕事はヌルいけどニッチ産業で成長性ゼロ、もしくは超キビシイ仕事。このどれかである。

 

新卒のみんなが目の色変えてエントリーするような人気企業も、やはり残業や仕事のキツさで引っかかるケースは多いと思う。

 

ところで、実際にホワイト企業認定を受けているうちの1社

「パジェロ製造株式会社」の評判を、

クチコミサイトで覗いてみると、こんな結果だった。

 

f:id:halmali:20150904235923j:plain

https://en-hyouban.com/company/10105932594/

 

こう言っては何だけど、案外、たいした点数ではないw

(大企業のほうが総合点はよほど高い)

 

ただ特筆すべきは、六角形の形が異様にきれいである点。

 

突出した利点はないが大きな欠点もない、理想の男性像(笑)のような企業だ。

 

個別クチコミを読んでもそんな感じで、たいして賞賛もされていないが、かといってひどく批判されているようなこともない。

 

なるほどなぁ、と思った。

 

理想の男性像の話で「すべてが平均以上の男性を探すと、そんな人はほとんどいない」というけれど、まさにこの会社はその稀有な例なのではないだろうか。

 

ホワイト企業とは優良な企業という意味ではなく、目立った欠点のない企業のことなのかもしれない。