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ツイブロ

求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

ライトノベルに影響されて、ライターになったヤツもいる。

考え方 考え方-仕事

今週のお題「今の仕事を選んだ理由」

 

以前、人生に影響を与えた一冊というお題のときに投稿しそびれてしまった文章があったので、すこし改変して掲載してみることにします。

 

ぼくがライターになったきっかけは、さかのぼると一冊の本に行きつきます。

 

それはこの本。

『魔術士オーフェン』

 

魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版1

 

いわゆるライトノベルです。

 

大半の人は知らないと思いますが、スレイヤーズ(こっちの方が有名)と双璧をなしていた、人気ライトノベルなんです。魔術師オーフェンって。

 

当時、中学生くらいで、漫画ばっかり読んでいた僕には衝撃だったんですよね。ライトノベルという存在自体が。

 

小説=まじめな内容

小説=太宰治とか夏目漱石

 

程度の、コリッコリな偏見を持っていたので、「小説なのに内容は完全に漫画」であるライトノベル、という新ジャンルを見つけたときには、新大陸を見つけたレベルの驚きを感じたものです。

 

で、ここからライトノベルにドハマリしてしまいました。暗黒時代突入です。

 

授業中もずーっと読んでましたね。「いまの若い子にすすめたい傑作ライトノベル10選」みたいなエントリーを書こうと思えば書けるくらいには、まぁまぁ読み漁っていた記憶があります。

 

まぁハマったと言っても単なる趣味で終わってしまうのが普通の反応だと思います。ただ、ぼくは何を血迷ったのか、自分でもライトノベルを書きたいと思ってしまったのです。

 

漫画は好きだけど、絵なんて描けない。ゲームは好きだけど、プログラムなんてできない。と思っていたところに、彗星のごとく現れたライトノベル。

 

文章なら自分にも書ける!と安易に考えてしまったのが運の尽きでしたねぇ。実際問題、書くのは激烈に難しく、結局は挫折したわけですが。。。

 

たとえば女の子のキャラクターのセリフを書いて、それを自分で読み返すと、キモッ、俺、キモッと感じてしまい、その溢れんばかりの自意識から逃れることができず、いつまで経っても上手にならんかったのです。

 

そんなこんなで文章をコネコネし続けたものの、自分は物語を書くことが致命的に苦手であることをついに悟り、だったら別の路線で仕事にしたるわい!と右往左往していたら、いまのようなお仕事にたどり着いていたというわけです。

 

僕にとって魔術士オーフェンは、というよりライトノベルは、「文章とは、君が思うほど堅苦しいものではなく、気楽に書いていいんだぞ、自由に書いていいものなんだぞ」と啓示を与えてくれた、聖書のような存在です。

 

学校の授業だけなら、そんな気持ちには到底なれなかったでしょう。ライターになろうなんてこと、思いもしなかったはずです。だって、国語の授業も作文の授業も、大っ嫌いでしたから。

 

一歩間違えば大嫌いだったことを、いまぼくは仕事にしています。