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ツイブロ

求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

卒業式の直前になってから、起立礼の練習をするのは遅くないか?

考え方 考え方-生活

今週のお題「卒業」

卒業証書を持っている男子と女子

 

中学や高校の卒業式の思い出といえば?

 

みんなで合唱?

第二ボタン?

卒業証書授与?

 

いーや。違う。

 

ぼくにとって一番強烈に印象に残っているのは「練習」だ。

 

卒業式の練習。

 

いま思えばすごかったなぁ。

 

大人になってから、あそこまで統制された記憶はない。

 

 

起立!

礼!

着席!

 

はい遅い!やり直し!!

 

起立!

礼!

 

ダーメ。礼が全然、揃ってない!!

角度も浅い!!!

 

 

と、立ち上がってお辞儀して、

ただ座り直すだけの行為を延々と繰り返すのだ。

 

これを卒業式までの1ヶ月間くらい毎日やる。

 

 

Why Japanese people!?

WHY JAPANESE PEOPLE!?

 

おかしいだろ!?

 

1年生から3年生まで、毎日、授業の前に起立礼してただろ!?

 

起立礼をやる機会はいくらでもあったのに、なぜ卒業前になってから練習?? Why!?

 

1年生で覚えたら卒業までずっとパーフェクトな起立礼ができるのに、なぜ卒業前になって急に特訓するんだよ!?

 

 

ってのが疑問。

 

まぁ父兄に対する見栄えの問題もあるから、いつも以上にきっちりやらねばというのは分かるけど…。

 

起立礼。

 

小学校は卒業前に練習するのでも良いと思う。小学1年生にちゃんとした起立礼をさせるのは難しいと思うから。

 

でも、中学1年生ならできるでしょ。小学校6年の終わりに起立礼を学んで、中学入学直後に再度バシッと叩き込む。以降3年間かけて習慣化させたほうが絶対良い。

 

社会人になって思ったけど、本当に美しい礼のできる人って10人に1人もいない。50人に1人くらいじゃないかな。大人であれほどのキレのある礼をしているのは、ホテルマンくらいではないか。

 

そもそも、普段はいい加減な起立礼で善しとしているのは、教育上良くない。卒業式になって、これまで何も言われなかった起立礼について急にガミガミ注意をされても、半数くらいの生徒は鬱陶しいなと感じると思う。

 

起立礼は基本中の基本。

 

卒業式の直前になって、いまさら起立礼を何時間もかけて指導しなければいけない事態こそが、中学や高校での3年間の教育が失敗していることを何よりも雄弁に物語っている。

 

時間がなくて、先生が忙しいのは分かるんだけどね…。

 

いじめ問題は気になるし。

モンスターペアレントはいるし。

部活の顧問もしなくちゃだし。

慣れないダンスも覚えなきゃいけないし。 

 

起立礼のような礼儀作法というか、精神修業のようなものが隅っこに追いやられるのは、ある意味で仕方のないことなのかもしれない。

 

そういえば最近は、英語教育のボリュームも右肩上がりに増加中とか。

 

でも一方で、言葉を操る人間の中身が伴わないと英語力の生かしようがないのもまた事実。

 

起立礼の美しさは、日本人の礼儀正しさを象徴する行為だとも思う。

 

首をかしげたような中途半端な礼しかできない学生アルバイトを街中で見ると悲しくなる。同じアルバイトでも、留学生の子は不器用ながら接客マニュアルをしっかり守って、深々と頭を下げているのに。まぁ人によるのかもしれないけれど。