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ツイブロ

求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

バカとコミュ力は紙一重。

考え方 考え方-人材

 


青山学院大学の数名がスーパーのSEIYU内で踊りくるってバカ騒ぎしていた、という動画を見た。お魚コーナーの前を占拠して大盛り上がりしている。

 

「サンバゲーム」というものらしい。docomoのCMで流れている斎藤さんのゲームに似ているような気がせんでもない。

 

あきらかにおかしな行為なのだが。

 

なのだが。

 

昨今、企業が求めるコミュニケーション能力のある人材というのは、この手の人たちと紙一重だと思う部分もある。

 

そんなアホなと思われるかもしれないが、たとえば彼らが面接の場などに出てくると、おそらく受け答えもハキハキしており、地頭もいい。企業が喉から手が出るほど欲しいハイスペックの人間だったりするのだ。当然、明朗性も高い。

 

不条理にも思えるが、常識をわきまえてきちんと勉学に励んだところで、明朗性がなければ多くの企業からNoを突きつけられるのである。企業が求めるのは一部の職業を除いて、学歴(地頭)とコミュ力(明朗性)が大半を占める。

 

今回の一件がネットで炎上したのは、騒いだ場所(SEIYU)という観点だけではなく、バカ騒ぎ自体に対する拒否反応や悩みなさそうな彼らの振る舞いに対するやっかみもあるのではなかろうか。

 

ぼくはお金をもらってもあんなことやりたくないと感じつつも、このようにバカ騒ぎを心から楽しめる明朗性の高い層が、世の中には一定数存在している。そして彼らは基本的に勝ち組である。

 

内向的な人間にとっては不本意だが、バカ騒ぎできること自体は社会的に見てとても優秀であるということになっている。ノリのいい性格で人付き合いを上手にやれる人間は、チームプレーが求められる職場にとって欠かせない人材だからだ。

 

彼らは「ノリ」をコントロールできる。今回はその判断を誤ったかもしれないが、解放する場面を制御できさえすれば、彼らの性格はとても好ましいものとなる。

 

名のある企業にも毎週末クラブ通いでハチャメチャに遊びまくっているような人間はたくさんいる。ほんとうに紙一重、なのだ。

 

この学生たちをただのバカと見るか、その場の空気にあわせてバカになれる賢い学生だ、と見るかで彼らに対する評価は大きく違ってくる。

 

炎上して批判されたのはアンラッキーだった。こんなニュースがなければ、彼らはスルスルと大企業への入社を果たしていただろう。

 

こういうニュースを見るたびに思うが、内向的な人は営業職が大半の文系には、絶対に進んではいけない。ちゃんと勉強して理系学生として企業から引っ張りだこになって欲しいと心から願う。

 

文系学生として就活するってことは、動画の人たちのような底抜けに明るい人たちと内定を取り合うってことなのだから。

 

学校の先生たちは、高校で文理の選択をする際に、こういう現実があることまで学生にちゃんと教えてあげて欲しい。そこのところの周知徹底をやるだけでも、就活で苦しむ学生がかなり減るのではないかと思う。