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ツイブロ

求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

経験がないことを、「経験がない」と、堂々と宣言できる人は強い。

考え方 考え方-仕事

鳥越俊太郎 仕事の美学 君は人生を戦い抜く覚悟ができているか?

 

転職エージェント「ワークポート」のオウンドメディアにとってもタイムリーな記事がありました。東京都知事選挙に出馬が決定した鳥越俊太郎さんの記事です。

 


東京都知事選に出馬を決めた鳥越さんは、会見で記者から、

 

「実務経験がおありにならないということは、実際に都知事になった際にはどのような影響が出ると思われるでしょうか」

 

と質問されていました。

その質問に対して鳥越さんは、

 

「大変でしょうね、それは。実務経験ないんだから。一から全部学ばなきゃいけない。だけど、人間は最初は誰もなにも経験がないままいろんなことをやってきたわけですね。人生のなかで。」

 

と、自らの経験を語り始めます。

 

リンク先の記事をご覧いただくと鳥越さんが人生の節目節目で大きなチャレンジをしてきたことが分かります。

 

・新聞社で11年間、記者を務めた後、週刊誌「サンデー毎日」の雑誌記者に転職。

・その後、42歳でアメリカの地方新聞社にインターン留学。

・49歳でテレビ朝日の報道・検証番組「ザ・スクープ」のキャスターに。

・記事にはありませんが、65歳でがんの闘病生活に入ります。

・そして、ステージ4の絶望的な状況から奇跡的な回復を見せ、76歳にして東京都知事選に出馬。

 

慣れたら次、慣れたら次。

気の休まる間もないほどに、変化に富んだ人生です。

 

30代、40代、50代(49歳)と、約10年スパンで環境を変えるなんて、なかなかできることではありません。

 

一般の感覚だと30代の転職が最後で、それ以降の転職はエグゼクティブ人材を除いて、価値が目減りしていくマイナスの転職になりがちです。正直、ぼくもいまから職を変えるなんて怖くてなかなか踏み切れません。

 

鳥越さんが、政治家未経験であることを堂々と宣言できる背景には、幾度となく経験のない環境に身を置きながら、その新しい環境に必ず適応してきた自負があるからではないでしょうか。自らの能力に対する信頼感の現れだと思うのです。

 

鳥越さんは会見のなかで、

 

「人生のなかで、いまが最も健康」

 

とまで言っていました。

 

何度もがんが転移して入退院を繰り返していた人が、です。

すごい気力です。

 

政治的な観点での評価はさておき、個人的には、多くの人に勇気を与えるナイストライだと感じるニュースでした。