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ツイブロ

求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

正社員と同一の労働をしている非正規社員ってどこにいるんだろう。

考え方 考え方-人材

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政府、「非正規の給与を正社員の8割に引上げ」を検討 「同一労働同一賃金じゃないじゃん!」とツッコミ相次ぐ

 

ディスリではなく真剣に知りたい。

ぼくは少なくとも、正社員と同一労働できている非正規社員を見たことがない。

 

非正規社員は、周囲が活かし方を考えてあげないといけない社員

会社勤め(あえて仕事とは書かない)には色んな能力が必要だ。

  • 対人折衝能力
  • 事務スキル
  • 営業力
  • 思考力
  • 忍耐力
  • 継続性

 

たとえばこの6つが求められる企業だとしたら、正社員の各種パラメータが正六角形なのに対して、非正規社員の人はどこかが欠けている、あるいは全体的に六角形のサイズが小さい。そんな印象を抱いている。

 

誤解を怖れずに言うならば、「周囲の人たちが活かし方を考えてあげないと輝けない人材」だと感じている。手のかかる人材なのである。

 

当然ながら、そのことを本人が自覚しているかは別問題だ。本人の見えないところで、正社員と遜色ない仕事ができるような采配が行われているケースは多いだろう。采配と言えば聞こえはいいが、試合で言えば「ハンディキャップ」である。

 

パッと見は同一労働のようだが実態はそうではない、というケースが世の中には非常に多いのではなかろうか。

 

正社員より働き者の非正規社員

まれに、同一労働を通り越して、正社員より働いているのではないかと思しき非正規社員の方もいるかと思う。

 

だが、これはまったくダメだ。単に仕事が遅いか要領が悪いかのどちらかである。上司の仕事配分が悪いのだと言う人は多いが、それは関係ない。

 

正社員と同水準の人なら、それでも素早く仕事をこなしてそれなりの時間に帰るだろうし、もしくは、力の抜きどころを見つけてうまく調整をかけるだろう。あるいは、業務改善に取り組むかもしれない。

 

言われたことを言われたままこなすのは仕事ではない。量が多くて時間内に処理できないなら、処理できる方法を考えるのが仕事なのだ。正社員の仕事とはそういうものだ。

 

同一労働できる人は、とうの昔に正社員になってしまっている

同一労働同一賃金が導入されても格差は是正されない。なぜなら、本当に同一労働している人などほとんどいないからだ。

 

もしも同一労働できている人がいれば、おそらくその人は、とうの昔に正社員登用されている。人材難の時代である。必要な人材への囲い込みは各社抜かりない。

 

もちろん、不運にも評価に恵まれない人や非正規から正社員への過渡期もあるだろう。しかし優秀な人は結局、その会社内で正社員にならなくても、どこかの企業へ流れ着いて正社員になるものだ。

 

ぼくの知り合いにも転職先に恵まれず不遇の数年間を過ごした人がいたが、結局は正社員として雇用されるに至っている。その人が30歳過ぎてからの話だ。

 

だったら正社員のお前らは、それができてるのか?

ここまで言われちゃあ非正規の方は黙っていられないだろう。そこまで言うからには正社員の君たちは、それはそれは素晴らしい仕事ぶりなのでしょうね、と。

 

気落ちせずに聞いてもらいたい。残念だが、正社員ははっきり言って、めちゃめちゃ仕事のできる人間ばかりだ。スーパーマンの集まりだ。

 

もし、そうでない人が正社員として働いている職場があるというなら、そんな会社は早晩潰れて、みんな晴れて無職になるだろう。まぁ一般的には、そうなる前にその正社員は会社から追い出されるはずだ。

 

この手の話をすると、窓際でソリティアして高給取りのおっさん、みたいな話がよく出てくるけれど、そんな人は希少種であって、日本の99%を占める中小企業にそんな余裕などないのが現状だろう。

 

同一労働同一賃金に夢見る非正規社員よ、目を覚ませ。

そんな政府の戯言に惑わされているようだから、正社員たちに良いようにやられてしまうのだ。