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ツイブロ

求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

年老いても「食欲」は、なくならないのかもしれない。

日常 日常-ネタ

 

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休みの日に朝から王将。

すこし早めの昼飯だ。

 

カウンターに腰を落ち着けて、瓶ビールにギョーザとチャーハンを注文。

ふだんは出来ないランチビールがたまらない。

 

ところで、

ぼくの席の隣には、先客がいた。

ご老人だ。

 

お年寄りの年齢はわかりにくいが、たぶん70、いや80近いんじゃないかな。

王将って油っこいメニューが多いから、あまりお年寄りがいる印象がなくて、店に入ったときからちょっと気になっていた。

 

ぼくが注文を済ませて間もなく、老人のもとにチャーシュー麺が運ばれてくる。

 

王将によく行く人ならわかると思うが、この時点でレアな光景だ。

王将でチャーシュー麺。まぁ見ない。

 

ランチセットのノーマルラーメンは見るけど、王将であえてチャーシュー麺を頼む人は本当に珍しい。

 

王将はそういう店じゃない。

 

ぼくはビールをちまちま飲みながら、ご老人の様子を何となく横目で伺っていた。

 

麺をひきあげて「ズズーっ」とすすれるわけもなく、ゆっくりとお箸で口の中に麺を引き入れていく。

 

そのゆっくりさたるや。

ひとくち食べ終わる時間で、ギャル曽根なら一杯は完食してること必至のスローさだった。

 

なんならこの間に、ぼくの注文したギョーザとチャーハンが運ばれてきた。

 

ビールを飲みつつ、しばし昼飯に集中。

 

8割くらい完食したところで、ふと横をみたら案の定、、、

 

へ、減ってねぇ…

全然、減ってない。

 

というか、むしろ増えてる。増えてるよ!

麺が完全にのびきってる。

 

せっかくのチャーシューが手つかずなのも気になる。

別に食いたいわけでも何でもないが、もったいなさすぎて超気になる。

 

あまりに気になりすぎて、ビールをもう1本おかわりしてしまった。

 

まだまだ時間がかかりそうだったので、できるだけチビチビと飲む。

 

ご老人は相変わらずだ。

食べるペースが変わらないのだけが救いだろうか。

 

どんどん入店して食べて店を出ていく周囲の客とのコントラストがやばい。

その1席だけ時間が止まっているかのようだ。

 

 

結局、2本めのビールも飲み切ってしまい、ぼくは店を出ることにした。

 

確実に、あのご老人はラーメンを完食できないだろう。

 

ではなぜ、食べきれないと分かっていながらチャーシュー麺なのだろうか。

ぼくが店を出る時点でも、まったくチャーシューには箸がつけられていなかった。

 

ここからは推測。

 

もしかすると、食欲は歳をとってもなくならないのかもしれない。

食事を受け入れる体の側が思うように動かなくなるだけで。

 

あのおじいさんは、席についたとき確かにチャーシュー麺を食いたいと思ったのだろう。

食欲はあった。

しかし、胃袋のほうがついてこなかったのだ。

 

考えてみれば性欲もそうだと聞く。

かなり高齢の方でも、致したい気持ちはあるのだそうな。

 

あぁそういえば睡眠もそうだ。

歳をとると、朝早く目覚めるようになる。

かといって、疲れが完全にとれているわけではない。

 

歳をとるとはそういうことか…。

 

徹夜がしんどくなったくらいで、年老いた気分になっていたらいけないなぁ。