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求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

「何を言うかより、誰が言うかが圧倒的に重要」と語った経営者の話。

働き方・ビジネス

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とある経営者の方と話しているとき、こんな質問をしてみた。

 

「立場が上の人が言うと、たとえ間違ったことでも正解のようになってしまう。そんなことってありませんか?」

 

「それは当然あるだろうね。立場が上だから、常に正しいことだけを言うとは限らない。でも、正しいとか間違いとか、そんなことはたいした問題じゃない。結局、誰がそれを言ったかのほうが遥かに重要なんだ」

 

「中身がともなわないと、元も子もないと思うのですが…」

 

「その考えは一見正しいが、でも机上の空論なんだよ」

 

「机上の空論、ですか?」

 

「なぜなら、現実では言葉だけが独り歩きすることはない。言葉はそれを発信する人とセットで評価されるものだ」

 

「つまり、どういうことですか?」

 

「これからはAIの時代だ」

 

「え?」

 

「これからはAIの時代だ、という発言。私や〇〇さんが言ってもただの世間話だが、孫正義が同じことを言ったらどうなる?その言葉を受けて、株を買ったり起業したり…何らかの行動にでる人がいてもおかしくはないだろう」

 

「たしかにそうですね…」

 

「影響力のある人の言葉には人を動かす力がある。発言した時点では嘘のような話であっても、その人が発言することで実現に向かって動き出し、しまいには真実になることだってある。それに…」

 

「それに?」

 

「人間の判断は周辺環境に左右される」

 

「周辺環境…」

 

「芸能人にワインをブラインドテストさせるテレビ番組があるだろう。高級ワインを飲みなれている人でもあっさり騙されてしまう。高級な店の雰囲気やソムリエの対応、ワインのラベルといった外部環境が「高級ワインの味」を作り上げている側面もあるということだ。目隠しして味だけを確かめても、その価値を見極めることは難しい。ラベルと中身はセットなんだよ。話者と発言内容のように。」

 

「ラベルと中身はセット。なんとなく分かったような…。たとえば、全然タイプじゃない女の子がいたとしても、その子が実は地下アイドルだと知ると、俄然、興味がわいてくる…、みたいなことでしょうか?」

 

「…ちょっとよくわからないが、まぁともかく、何を言うかに価値なんてないんだ。誰が言うかでその発言の価値が決まる。」

 

「価値ある発言をできる人になるためには、どうすればいいですか?」

 

「数字で結果を残すことだよ。数字は人格、という言葉がある。数字という絶対的な指標で成果をあげることができれば周囲に認められる。繰り返し結果を出すことで、その人の影響力は強くなっていくんだ。しかも、発言に影響力が備わるほどに結果は出しやすくなる。正のスパイラルだね。」

 

「だから考えるより行動せよ、なんですね。行動より考えることを優先してしまう人は、影響力がゼロの状態で理屈を発信しているから、永遠に成果をあげることができない。納得できた気がします。」

 

 

社長とわかれたあと、ふと思った。

この話も「経営者の主張」だから説得力を持つのであって、影響力ゼロの僕が個人的に主張したとしても何ら信憑性も含蓄もないのだろう、と。

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