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ツイブロ

求人広告のライターが、ブラック労働や就活、人材業界周辺のことなど、日常のあれこれをツイーっと書き込んでいるブログです。心に残るヘリクツをお届けします。

スロースターター。

Netflix野武士のグルメお題「ひとり飯」

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腹が米と麺を欲している。

たまにはラーメンでも食うか。

 

ふだんはチェーンを極力避けるが、チャーハンセットのある店はだいたいチェーンだ。

 

そうと決めたら某チェーン店に直行。昼時だけに店内はかなり混雑。

カウンターに陣取り、躊躇なくセットメニューを注文する。

 

ちょうどラーメンが運ばれてきたくらいのタイミングで、男性の一人客がぼくの隣に座った。

 

その男性は落ち着かない様子でメニューを手に取り、うーんと悩み始める。

店員さんがきても気にせず悩み続ける。

 

隣の席にいたぼくは居心地の悪さに耐えかねて、早く注文しろー 早く注文しろー。と心の中で叫び続けた。

店員さんはずっと、ぼくの真後ろあたりに立って男性が注文するのを待っている。

 

早くしろー。

たぶん店員さんと心の中でハモっていたんじゃないか。そんなに選択肢はないはずなのに、なぜサッと決められんのだ…。

 

お昼時の回転率は、飲食店の経営にとっては命。

個人的には、少しでも速く食べ、あとの人に席を譲るのがビジネス街でのマナーだと思っているが…。

 

男性は、待機している店員を散々待たせたあとに、ようやくセットメニューを注文した。

悩んだ末に、けっきょく普通のセットかい!

 

さらに、このあとの男と店員さんとのやりとりが異次元だった。

 

店員:「麺の堅さはお好みありますか?」

 

男性:「いえ、特にありません」

 

特にありません?

「普通で」とかじゃなくて??

こんな注文の仕方初めて見たぜ。

 

というか、よく考えたら店員さんの聞き方も変だ。

 

一般的なのは、「麺の堅さはどうされますか?」と聞かれることが多いような気がする。

微妙な違いだが、その意味するところは全然違う。

この場合、特にありません、などという回答はできない。

自分で明確に麺の堅さを宣言することが求められている。

 

だから店員さんの「お好みありますか」という聞き方も、それはそれで相手を混乱させてしまっているのではないのか。

 

昼時だったので、その後も立て続けに何人かお客が入ってきたけれど、他の店員さんはちゃんと堅さを聞いていた。

 

その店員さんだけが「お好みありますか」と聞き続けている。

しかし、特にありません、と答える人はいない。

 

ところで、ぼくがラーメンを食べ終わり、ようやくチャーハンに手を伸ばしたくらいのタイミングで、男性は颯爽と店を出ていった。

 

速っ!

 

3分も経ってないんじゃないか。

 

男性に「早く注文しろ」と念じていた自分が猛烈に恥ずかしくなった。

 

さっきの店員さんが、食器を下げに来た。

 

(早くしろー)

 

心のなかで、またハモった。

気がした…。

 

むぐ…。

チャーハンの残りをラーメンの汁で流し込み、ぼくはそそくさと店を出た。

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