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リクルーター面談では、どんな質問をすべきか。

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ひさびさの就活ネタ投稿です。

以前、ツイッターでこんな書き込みを見つけました。

 

 

就活がますます混乱してきているのを感じますな。

入社まえに社会人の先輩の話を聞けるのは、本来とても役立つことなのですが、人材獲得競争が激化すると、企業側もキレイごとを言ってられないわけで…。

 

こんなことならリクナビとかマイナビで、デジタルに就活していた頃の方がまだ良かったかもしれません。

 

◎ちなみに、ナビサイトの読み解き方を知りたい方はこちらをどうぞ

マイナビやリクナビなど、新卒ナビサイトを執筆しているのは、ライターだとは限らない。採用担当者も書いている。

 

リクルーターという企業側の人間がたくさん介在することで、学生がこれまで以上に誤った判断をさせられてしまうのではないかと心配になります。

というわけでリクルーターについて、さっそくいきましょう。

そもそもリクルーターとは何者か?

採用難の昨今において、就活生をハンティングしたり、フォローしたり、口説いたり。超大手の場合は選考も兼ねていたりもします。

学生から見たときに、なんだかよく分かりにくい存在なのが、リクルーターです。

 

基本的に、リクルーターに選ばれるのは優秀者が多いです。

会社の顔になる存在だけに、最低でも半分より上の評価をされている人が出てきます。

 

学生の大学に合わせてOB・OGを当ててくる会社もありますし、学生の性格や部活経験、サークル経験に合わせた先輩を出してくる企業もありますね。

 

◎こちらは人事について書いた記事ですが、昨今のリクルーターにも当てはまる部分は多いと思います

営業力のない人事担当者は、淘汰される時代。

 

 

 

リクルーターは就活生の味方なのか?

ツイッターの投稿にあった「リクルーターが信用できない」という感覚。

これは正しいと思うんですね。

程度の差はあれ、企業の利益のために学生と会っているわけだから、学校の先生やご両親と同じように信用してはいけません。(なかには本当にイイ人もいると思うけどね)

 

で、そうだとすれば、その信用できない相手に、会社の不満なんて聞いたらいけません。

詐欺師に「あなたは詐欺師ですか」と質問するのと同じことだからです。

 

きっと学生の望む答えは得られないし、仮に何らかの不満が聞けたとしても、その不満は学生に聞かせても良いと判断された、所詮は検閲済みの不満であるということになります。

 

◎リクルーターの生態について知りたい方は、こんな本もどうぞ

就活に関わる人、すべてに配布したい本。

 

本当に不満をもらす社員がいたら、その企業はもうダメ

学生が本当に聞きたい「不満」って、もっと本音ベースの内容だと思います。

実はサービス残業があるとか、休日出勤があるとか、飲み会が強制参加でウザいとか、上司がくそだとか、ブラック企業的なやつが聞きたいんですよね。

 

残念ながらリクルーターから、そういった話を聞くのは難しいです。

ダメな企業の社員なら、ポロリをしてしまう人もいるかもしれませんが、そんなマヌケな社員がリクルーターを任されるような会社に行きたいですか?微妙ですよね。

 

本当に仕事が充実している企業の社員なら、不満を聞いてもたいした答えは出てきません。

というか、リクルーターに選ばれる時点で、社員のなかでも会社のカルチャーに相当フィットしている人材である可能性が高いので、取り繕うまでもなく良い話ばかりが自然と出てきてしまいます。

 

企業によっては「ロールプレイング」「トレーニング」と称して、学生が面接の練習をするように、リクルーター社員に受け答えや立ち居振る舞いを練習させている企業もあります。

リクルーター向けの研修を実施するコンサル会社もあります。

 

仮に、そんな選ばれしリクルーターが、外部の人間に(学生に)、会社の不満を漏らすと言うのは、相当な理由があるはずです。

ひょっとすると、その先輩は善意で暗に(来るな)と言ってくれているかもしれません。もしかしたら、その人は近々転職を考えている可能性すらあります。

 

リクルーターに会って確かめるべきこと

リクルーターは人事よりも学生に近い存在です。

とはいえ、会社の命を受けて学生に接触してきている刺客には違いありません。

真っ向から質問をぶつけても、整った回答しか戻ってこないことは明白です。

 

では、学生はリクルーターに会って何を確かめられるのでしょうか?

大きくは3つあると思います。

 

1つ目「社風」

飲み会の頻度とか、社員同士が休日も遊びに行くくらいの距離感なのか、仕事上での付き合いなのか、とか。社内サークル的なものはあるか、といった質問もアリです。

 

ようは、仕事に直接関係なくて面接の場で質問するとアホっぽく見えてしまうかもしれないけど、でも働くときには気になるし重要なこと、を質問するのであればわりに有効です。

こういった質問に対しては、嘘をついて取り繕う必要もありません。比較的、正直な答えが返ってきやすい問いでもあると思います。

 

面接の場に出てくる人事やマネージャー、役員たちは、その会社の本来の社風を反映していないことがしばしばあります。

実際に働く社員に会って、社風を確かめるのは非常に有効な手立てだと思います。

 

◎性格の合わない人が多い職場は、それだけで大きなストレスになります

ストレス耐性よりも「何にストレスを感じるか」ということの方が重要。

 

2つ目「その会社のポテンシャルを見る」

リクルーターから聞ける仕事の話は、その企業に所属している平均的な社員の感じている「仕事内容」に比べて、やりがいがあり、目線が高いです。

しばしば、この目線の高さが入社後にギャップとなって、「聞いていたのと違う…」「レベルの低い先輩がたくさんいる…」と、学生を失望させてしまうことがあったりしますね。

 

でも、逆に考えてみてください。

リクルーターの人の姿が、その会社での一つの成功のモデルケースなのだと。

 

つまりリクルーターの人に魅力を感じなければ、その会社に入って出世できたとしても、同じくらいの程度の人にしかなれません。

絶対とは言いませんが、確率的にはそうなる可能性が高いでしょう。

 

ちなみに先輩社員の着ているスーツや時計、バッグを見て年収を想像するのは危険です。面談時には良いものを身に着けるよう指導されている会社もあります。

 

あるいは、こんな判断軸もあります。

A商社では2年目でこんな感じ。Bメーカーでは2年目でこんな感じ。

自分の理想と比べてどちらが近いでしょうか。どちらが頑張れそうな成長スピードでしょうか。

 

◎これについては、逆張り的な考え方もあります

【企業選びの軸】憧れの先輩がいる会社に、入社してはいけない。

 

 

 

3つ目「社員の地頭力のリサーチ」

会って少し話せば何となく分かりますよね。その人が明らかに賢いか、それなりか、そうでもないか。

社員の地頭力は、会社の規模からは測りづらいものの一つです。 

 

また、お食事をしたり、お酒を飲んだりしたときの世間話でも、その人の品格が露わになります。

先輩たちも会社から指導は受けているでしょうが、特にお酒が入るとどうしても気が緩みがちになります。学生からすれば、話を聞き出すチャンスですね。

 

リクルーターも、人事担当やナビサイトと同じ

リクナビやマイナビを信じたらいけない!

と先輩や就活アドバイザーに吹き込まれた学生たちは、自ら足を運んで、企業を自分の目で見ることにしたまでは良かったのですが、その習性には企業側もしっかり対策済みなのです。

 

結果的に、企業にとって都合の良いガセ情報をつかまされてしまう学生も増えています。

答えのない就活だからこそ、「正解」をどこかに求めたくなる気持ちはわからんでもないのですが、リクルーターも所詮は、人事担当者やナビサイトと同じ、作られた存在にすぎません。

 

とはいえ、会わないよりは会って話を聞いたほうがプラスになることは多いと思うので、機会があれば積極的に話を聞いてみてください。

大事なのは、ある程度作られたものであるという前提を踏まえたうえで、いかに自分が企業を判断するための材料を聞き出せるかです。

 

◎ちなみにリクルーターも人事もナビサイトも信用できないからといって、こんな基準で選ぶのは失敗のもとですよの例↓↓

ホームページの美しさに惑わされると、新卒の優良中小企業を見逃してしまう。

休日や深夜に電話をかけて、ブラック企業か確認する学生は、重大な事実を見落としている。

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